長良杉パネルの製造販売、森林整備、素材生産、製材木材加工まで行う郡上市白鳥町にある林業事業体。

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活動報告 REPORT

「低コスト・高効率作業システム導入にむけての現地検討会」

「低コスト・高効率作業システム導入に向けての現地検討会」の風景。
中部森林管理局の主催で、森林整備と国産材の利用拡大を図ることを目的に実施されました。

当社が請負っている高山市荘川町の山中山国有林で、実際の作業現場を歩いて見ながらの検討会となりました。
計画的で継続利用可能な作業路を作設することが、低コスト・高効率作業のポイントであり、低コスト路網のモデルとなった『四万十方式』を基本に各施業地で工夫をしていくことが重要となります。

低コストになるか高コストになるかの分岐点は、作業の計画段階で8割方決まってしまいます。
傾斜・植生・水捌け、、、様々な事を考慮して計画を立てていく、試行錯誤の連続ですが、工夫する余地は沢山あるということでしょうか。

 『四万十方式』作業路

根株と表土を有効に使うことで、丈夫な作業路となります。
切土高さが低く抑えられています。
また、この現場では笹が多いのですが、笹を有効に使うことで道の強度があがります。

 作業路の作設実演風景

幅員2.5mのバックホウで作業路を作設しています。表土を薄く切り取り、転圧を繰り返します。
尾根に沿って設計しますが、四万十方式では半径8m程。この現場では土壌や傾斜を考慮して、半径10mくらいを目指しています。

この模様は、10月24日岐阜新聞県内版に掲載されました。

 

活動報告 REPORT

「ぎふの木製品カタログ」

スタッフブログ

2025.11/03 もの森×自由学園 製... 11月3日 文化の日。朝は雨が降り、少し肌寒いスタートでしたが、実習が始まる頃には晴れ間がのぞき始めました。郡上の標高の高い山では、数センチの積雪があったようです。今年の「もの森」実習は、夏に続いて2回目の開催です。自由学園の卒業生たちが全国各地から集まる、素晴らしい企画となりました。3日間にわたる研修のうち、白鳥林工は最終日の3日目を担当しました。実習2日目の昨日、六ノ里の「もの森」で伐採したブナ丸太を製材しました。この材は、数年後に自由学園の家具として生まれ変わる予定です..